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体験告白 奇妙なマンション 2
このお話しには前編があります。前編はこちらです。

「ふふっ」
 母は確かに含んだような笑いをもらしました。そしてなにもいわずに部屋を出て行ってしまいました。
 僕はオナニーしているのがばれたのか、ばれなかったのか、どきどきしながら考えていました。
 ふと気がつくと声は終わっていました。その日は、そのまま寝ました。

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 翌日、朝食を食べながら母の様子を見ました。母はいつもと同じようなのですが、どこか違います。なんとなく、いやらしい感じがしました。昨日、あんなことがあったから、気のせいかのかも知れません。
 朝食を終えて家を出てから気がつきました。母は口紅をつけていたのです。これまで僕は家の中で母が口紅をつけているを見たことがありませんでした。それも今日つけていたのは真っ赤な派手なやつです。そのことに気がついた時、僕はなんとなく、どきどきしてしまいました。

 放課後、家に帰ってくると母は出かけていて、いませんでした。僕はまた向かいのマンションをのぞきはじめました。でも、部屋はからっぽでした。
 僕はしょうがないなあと思い、スウェットに着替えてDSをやりながらぼんやりと向かいのマンションの部屋を見ていました。すると、すぐに女の人が入ってきました。昨日と違って今日は下着姿です。目をこらして女の人の顔を見ました。
 やっぱり母に似ています。でも、どこかが違っているような気もします。でも本当に母のはずはありません。昨日のいやらしい声の時に、母は僕の部屋にやってきたのですから、あの部屋にいるわけがないのです。
 でも、そう思っても、頭のどこかで母ではないかという疑いが晴れません。そういえば、女の人のまっかな口紅は、今朝、母がつけていたものと同じ色のような気もします。
 女の人は黒い下着をつけていました。パンティもブラジャーも模様と飾りがついているやつでした。ストッキングとガーターをつけていました。女の人の白い肌と黒い下着のコントラストがあざやかでした。
 僕は下着を見ているだけで興奮してきました。またこっそり窓際によって、じっとのぞいていました。
 やがて、部屋に三人の男の人が入ってきました。三人とも上半身裸で下はトランクスだけでした。みんな女の人は床に横たわると男性たちは、女の人の身体を愛撫しはじめました。ひとりが太腿から腰までを愛撫しています。もうひとりは胸。最後のひとりは耳をかんだり、キスしたりしていました。
 下着の上からとはいえ、男性の太い指が女の人の白い肌をなでている光景は、僕にはとても刺激的でした。
 僕はまたオナニーをはじめました。やがて女の人は、いやらしいうめき声を出しはじめました。遠いのでよく聞こえないのですが、耳をすますとなんとか聞こえてきます。
 太腿から腰にかけてをなでていた男性の手が女の人の太腿のつけ根に触れました。女の人の身体がびくんと動いたように見えました。男性の手が下着の上から女性のあそこを何度もなでていました。男性の手が動くたびに、女の人の腰が少しびくんと浮くように動きました。
 女の人の声はひときわ大きくなったように感じられました。
 男性の手がパンティにかかりました。そして、ゆっくりとまるでじらすようにパンティを下ろしだしました。真っ白な肌の下半身に黒いガーターだけという姿もかなりいやらしい感じでした。
 僕は女の人のそこを見ようと必死に目をこらしました。でも、遠いからなので、よく見えません。ぼんやりと女の人の白い太腿のつけ根が黒く見えるだけです。
 パンティを下ろした男性は女の人の太腿のつけ根に手をあてがいました。僕からはよく見えないのですが、そこを指でいろいろいじっているようでした。女の人が、さっきよりも激しく背中をのけぞらしたり、腰を浮かせたりと反応するようになってきました。
 声もやっぱりさっきよりも大きくなっていました。だんだん僕は、まるで僕の耳元で女の人があえいでいるような錯覚を覚えるくらいでした。
 僕はもう我慢できなくなりそうでした。出てしまいそうになっていました。
 その時、玄関が開く音がしました。母が帰ってきたと思った僕はあわてて、オナニーを中断して、机の前に飛んでゆきました。ふだんは母が僕の部屋に入ってくることはないのですが、昨晩、突然入ってきたことを考えると今日もやってこないとは限りません。
 僕は机の前に座ってしばらく耳をすましていました。でも母の足音はリビングあたりらしく遠くに聞こえていました。僕は安心してもう一度、窓際にゆきました。向かいのマンションを見るともう誰もいませんでした。僕はえらく損をしたような気分でした。

 その日の夜、また、あのいやらしい声が聞こえてきました。僕はいつ母が入ってきても大丈夫なように、ベッドに入って耳で聞くだけで我慢することにしました。夜はどうせ見えないので、声だけでオナニーしようと思ったのです。
 ベッドの中でオナニーしていると、また、昨夜のように突然、ドアが開いて母が入ってきました。僕は目を閉じて寝たふりをしました。
「ふふっ」
 母はまた含み笑いをしました。それが、なんともいえない淫靡な感じに聞こえて僕はぞくっとしました。
 僕がじっと寝たふりをしていると、母が近づいてくる気配がしました。ベッドの中に母が手を入れてきました。僕のパジャマの上から太腿をまさぐりだすのです。
「・・・」
 僕はやばいと思いました。さきほどのオナニーで固くなったままなのです。早く小さくならないといけないと思うと余計に固くなるようでした。
 母の手はやがて、僕のペニスに触れてきました。パジャマの上から何度もペニスをなでてきました。僕はどきどきして、よけいにペニスが固くなりました。僕はこのまま寝たふりをしていてもよいものかどうか、困ってしまいました。
 母はパジャマの中にまで手を入れてきました。母の細い手が僕のペニスに直接触れてきました。少し冷たい手でした。僕はどうしようもなく、ただじっとしていました。
「ふふっ」
 母がまた含み笑いをしました。僕は背中に電気が走ったような感じがしました。母の手が僕のペニスをやわらかくつかみました。そして上下に動かしだしました。
 母にペニスをいじられているという、なんともいえないうしろめたさと、向かいのマンションから聞こえてくるいやらしい声で、僕は興奮しながらも頭の中が混乱していました。
「ふふっ」
 さら母が笑いました。その瞬間、僕は射精していました。パジャマの中が僕の精子でべたべたになりました。ペニスをつかんだ母の手も僕の精子がべったりついたに違いありません。
 母は僕のパジャマから手を抜きました。そしてなにもいわずに、そのまま部屋を出てゆきました。
 僕はおきてパジャマについた精子をふきとろうと思いましたが、急に強い眠気に襲われて、そのまま眠ってしまいました。

 翌日、目覚めた僕は、本当にそんなことがあったのか、どうかわからなくなっていました。おそるおそるリビングにゆくと、ふだん通りの母がいました。口紅もつけていません。僕はちょっとぎくしゃくしながらも、ふだん通りに朝食を食べて家を出ました。
 その日から向かいのマンションの部屋は、分厚いカーテンが引かれてなにも見えなくなり、夜の声も聞こえなくなってしまいました。


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