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奇想博物誌 笛を吹くカミクライ 8
このお話しは続きものです。最初のお話はこちらです

 凛子の見ている前で母と兄が全身をぬらぬらさせて、からみあっていた。凛子の頭の中で、ふたりの息と自分の息、そしてどこからともなく聞こえてくるメロディーが渦巻いていた。
− ありえない こんなことはあったこはずがない −
 凛子は自分の記憶の中の情景を見ているはずだった。しかし、こんなことはなかったと凛子は思った。
奇想博物誌 笛を吹くカミクライ 7
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 兄は自分の肉茎を少しいれては、少し戻すということを繰り返していた。だんだん母の腰の動きが露骨に、兄の肉茎を求めるような動きにかわっていった。
 左右にゆらゆらと腰をゆらしながら、兄に向かって腰を突き出すような仕草を見せていた。

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奇想博物誌 笛を吹くカミクライ 6
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 凛子は眼前で繰り広げられる光景にたまらないおぞましさを感じつつも目を離すことができなかった。
 兄の肉茎がじわじわと母の体内に飲み込まれていった。
「ふふふ、あったかいよ。かあさん。」

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奇想博物誌 笛を吹くカミクライ 5
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 凛子はオナニーをしたことがなかった。しかし、今、そこに指先をはわせてみると、こらえきれないくらいの快感を感じた。
− だめだ 我慢できないよ −
 凛子は充血してふくらんでいるそこに指をあてがうと、さすりはじめた。

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奇想博物誌 笛を吹くカミクライ 3
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 その夜、凛子はまた夢とも現実ともわからない状態で誰かに身体をまさぐられた。
 笛の音が聞こえた。
 昨日と違うメロディーがゆっくりとかすかに流れていた。それとともに、熱い息使いが響いてきた。

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奇想博物誌 笛を吹くカミクライ 2
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 翌日、凛子は自分のベッドで目覚めた。
 昨日のことは夢だったのだろうか? と凛子は思った。動悸はおさまっていた。
 メロディーも聞こえなくなっていた。昨日はあれほど耳にこびりついていたメロディーが、今日はまったく思い出すことができなかった。
 階下に降りると歯を磨いている兄と目が合った。兄はにやにやと変態っぽい笑みを浮かべた。凛子はぞっとした。
 凛子はつとめて兄を見ないようにして、食事をして家を出た。

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